次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸の違い

次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸は名前は似ていますが、まったく違う性質をもっているものです。

次亜塩素酸ナトリウム(ソーダ)

次亜塩素酸ナトリウムは、次亜塩素酸ソーダとも呼ばれ、強アルカリ性を示し、家庭用に販売されている液体の塩素系漂白剤、殺菌剤(洗濯用、キッチン用、ほ乳瓶の殺菌用など)に使われています。使用するときにゴム手袋をしたり、他の製品と混ぜないように注意書きがあるように、誤った使い方をすると非常に危険な場合があり、取り扱いには注意が必要です。

次亜塩素酸水(電解水)

塩酸または食塩水を電気分解することにより得られる次亜塩素酸を主成分とする水溶液である。厚生労働省は以上のように定義しています。次亜塩素酸ナトリウムとの違いは、溶液中での存在状態に違いがあります。次亜塩素酸ナトリウムは、pHが強いアルカリ性なので成分の多くは次亜塩素酸イオン(OCl-)の型で存在しています。 次亜塩素酸(HOCl)と次亜塩素酸イオン(OCl-)の殺菌力効果は1:80といわれ、次亜塩素酸の方が大きな効果を示しています。 食品や調理器具の消毒剤として使用する際には、次亜塩素酸ナトリウムであれば100ppm以上の濃度が必要となるのに対し、酸性電解水では10~60ppmという低濃度でほぼ同等の効果がみられると言われています。